01647/01648 xxxxxxxx 森末 吉彦 【亀レポート】BREEZE LIMELIGHT CONCERT18 ( 1) 99/11/09 02:22 森末です。 最近「月月火水木金金」で、楽器どころか金管バンドのことを考えたり楽しんだ りする余裕もないのですが、プリーズのレポートが誰からもアップロードされな かったので、奮起して今更ながら簡単に書いておきます。 ライムライトコンサート18は梅田(北新地)のサンケイホールにて行われまし た。 一言でまとめるとプリーズの「プログラムミス」とホールの「音響的悪さ」が気 になったコンサートでした。(席はホール内でも最悪中の最悪の場所だったので、 他の人以上に悪い印象を受けていることをさっぴいてこの先をお読みください。) 客層は相変わらず中高生が多く、大人は私も含め常連ばかりで、新規のお客さん の開拓が長年にぶっていることを今回も心配してしまいました。 プリーズ側でもたぶんそのことは気づいているだろうと思います。 演奏自体はむしろいつもよりよい出来だったのだろうと思いますが、演奏会全体 としては今ひとつ盛り上がりとか演出に欠けた面があったように感じました。 聴き応えがあったのは自由への旅とアンコールのミッドウエストぐらいで、ゲス トのロバート・チャイルズのユーフォニアム協奏曲のソロもあまり期待するほど ではなかった&曲が難解な現代曲で終わり方も「あ、終わったのか」という感じ で少々がっかりした面があります。基本的に、コンサートを通して何をねらって いるのかわからないプログラムで、演奏自体にも主張がなく、その点だけでだい ぶ損をしている感じでした。 デメルザのテナーホーンソロも席が席なだけに伴奏しか聞こえず、結構不満でし た。でも、楽譜を買ってしまったのは内緒です。<どこが内緒なんだか(^^; 自由への旅を聞きながら、いいホールで「エッセンス・オブ・タイム」を聞きた いなあとも考えしまったりしたのですが、もっとも気合いの入った演奏で、好感 を持ちました。 今回のコンサートを通して、感じたよい面はソプラノコルネットの音質が格段に 向上し、理想的な響き方をしていたことです。また、コルネットセクション自体 の音色も完全な統一ができてきていて、音色の充実感は出てきたのかなと思いま す。(ただし、激しさの表現がどんどんとれていってしまっていて、その分表現 の幅が狭くなってしまっているように感じています。) 次のおそらく6月のライムライトコンサートではいい演奏を聴かせてくれること だろうと思っています。 続いては阪急百貨店ブラスバンド社内コンサートのレポ。 ★ BRASS BAND☆SAKAI Tenorhorn Player ★ Team OS/2 Japan ★ ★ 森末 吉彦(xxxxxxxx@nifty.ne.jp) From Sakai, Osaka ★