金管バンドパティオ過去ログ#00597

00597/00597 xxxxxxxx  森末 吉彦       4/2ブリーズのコンサートの感想
( 1)   98/04/03 02:59  00596へのコメント

こんにちは。

15:30にドーンセンターについた私はまず何をしたか。
ドーンセンターの利用案内をもらう。最近あっちこっちの利用案内ばっかりもら
ってる。(^_^;;

そのパンフを見て愕然。「1000枚刷ってきたのに客席が500しかない!!」
「ああ、帰りも重たいチラシを持って帰らないといけないのかあ」とがっくり。

そのあと会場のホールについて、チラシをはさんでいた。リハの音が聞える。
「今日のブリーズ、ええ音してる。期待できそう。」と思っていると、13時頃
到着したという茨吹チラシ部隊の方々と合流。手伝ってもらった。
#ありがとうございました。>茨吹

リハを客席で少し聞く。うーん、いい感じ。ホールとの相性ばっちり。みんな調
子よさそう。

リハ終了後、チラシ部隊と岡本先生と赤松先生とで食事に行った。
そこで岡本先生にテナー転向を(軽く)薦められた。うーん。なかなか痛いとこ
ろを突かれた。じつは自分でも悩んでいただけに。
#実は取り違えていたりして。(^_^;;

(私信)岡本先生へ 私は一応ユーフォが今のところ本職です。しかし、バスも
         テナーホーンも比較的吹く事が多いのです。(^_^;

客の入りは「満員御礼」状態。立ち見もでていました。もう少し客席数の多いホ
ールでもよかったかもしれません。客層は今回特に目立ったのは小学生とおじさ
んおばさんではないでしょうか。高校生も多くいましたが、今回はそれほどでも
ありませんでした。(例により初芝高校の団体はすごく目立っていたが。)

さて、実際の本番の感想。

「ショーほど素敵な商売はない」でスタート。よく鳴っていて、サウンドもまろ
やか。とてもいい。ただ、コルネットのサウンドがぼやけていたのだが、それは
座った席の関係上しかたがないと思います。

「シューティン・ザ・ブリーズ」は本邦初演とプログラムにあった。木原さんと
「本邦初演? 世界初演じゃないのか? なぜ?....もしかしてもうイギリスで
試しに音を出したとかあったのかな?」と不思議がる。曲自体はなかなかいいん
ではないでしょうか。繰り返して聞いた方が面白みが出そうな曲に思ったけれど。

「オーパス・ワン」もよかった。編曲者のビル・ゲルダードを見て「なに!? 
ビル・ゲイツ!!」と勘違いし嫌悪感を持ってしまったのは悲しかった。(^_^;;

「ブラジリア」の伊勢さんのソロもよかった。ただ、何ヶ所かソロが消されたよ
うに感じたのが残念。でも、とてもよかった。

「ある愛の詩」は、まあこんなものかなという感じだった。この曲は弦楽器のサ
ウンドがどうしても私はほしくなってしまう。

「グラナダ」は面白かった。スパニッシュなリズムに興奮し「オレィ!」と叫ぶ
Bbバスの丸若さん、それをたしなめる上村先生。これを幾度か繰り返すと今度
は2ndコルネットの中園先生が同調。上村先生に中指を立てられる。(^_^;
最後は全員で「オレィ!」
丸若さんが神戸のバンドのリーダーの知り合いであることが後で発覚。

ジェームスボンドコレクションはCDと同じような感じの解釈で演奏が進んだ。
ただ、迫力が違った。やっぱり金管バンドは生に限る。
難点をつければ、ドラムセットが時どき出てきすぎた。しかし、これは座った席
の影響かもしれない。

ここで休憩15分。バンドのメンバーである角野さん発見。立ち話。

「バットマン」で第二部スタート。なぜか印象が残っていない。なんでだろう。

「ヴァーチュオシティ」のコルネットは岡本先生のソロ。少し音がパリパリして
いたけれども、曲層にあっていてとてもよかったです。終わった後に「しまった」
みたいな表情をしていたような気がしますが、なぜ?と思ってしまうぐらいよか
った。

「ザ・ラーク・イン・ザ・クリア・エア」のテナーホーンは西井先生のソロ。も
う少し聞えてきた方がよかったかなと思わないでもなかったが、演奏が終わると
心清らかな感じがしてさわやかでよかった。

「ミッドナイトユーフォニアム」は木村先生のソロ。出だし少し失敗していたけ
れど、今まで聞いた木村先生の音の中で一番いい音だった。いままでは遠くでは
聞えにくかったり、響きだけがあったりとかしていたが、今回はしっかりとそこ
にユーフォニアムがあった。

「ブラスブルース」はなかなかいい曲だった。うーん、やってみたい。たぶん、
うちのバンドではうけがいいだろうなあ。ゴフ・リチャーズ好きみたいだし。

「ギャラクシーズ」もとてもいい演奏だった。でも、なぜか感想をかけない。少
し記憶が落ちている。

アンコールにコルネットソロで「ワン・デイ」。岡本先生はこのソロもうまくこ
なし、いい演奏を聴かせてくれました。アンコールにソロは大変じゃないだろう
かとも思いましたが。

最後のアンコール曲が「サンダーバード」。いつも通り元気一杯の演奏で、とて
もよかったです。その後も拍手は鳴り止まず、終了アナウンスでやっと拍手が止
まりました。

無理やりお金を搾りだしてきてよかったと思える、実にいいコンサートでした。

★BRASS BAND☆SAKAI Chairman & Euphonium Player★Team OS/2 Japan★
★  森末 吉彦(xxxxxxxx@niftyserve.or.jp)  From Sakai, Osaka   ★

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